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『アンブレイカブル』『スプリット』続編映画『グラス』予告編の予告編、第2弾が到着 ― ブルース・ウィリス演じるデヴィッドが登場

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『シックス・センス』(1999)や『ヴィジット』(2015)などで知られる鬼才、M・ナイト・シャマラン監督の最新作『グラス(邦題未定、原題:Glass)』の米国版予告編が2018年7月20日(米国時間)に公開される。ポップカルチャーの祭典「San Diego Comic Con 2018」でのお披露目に先行して、このたび「予告編の予告編」第2弾が公開された。

映画『グラス』は、シャマラン監督が手がけた、ブルース・ウィリス&サミュエル・L・ジャクソン出演『アンブレイカブル』(2000)、ジェームズ・マカヴォイ出演『スプリット』(2016)両作の続編にしてクロスオーバー企画。ウィリス、ジャクソン、マカヴォイの3人が以前の役柄でそろって再登場することでも話題を呼んでいる。

2018年7月17日(米国時間)に公開された「予告編の予告編」第1弾は、『スプリット』でマカヴォイが演じた23の人格を宿す男ケビンに焦点を当てたものだった。つづく第2弾となる本映像のタイトルは「デヴィッド・ダン(David Dunn)」。『アンブレイカブル』でウィリスが演じた平凡な警備員、しかし不死身の肉体と他者の意識を読み取る能力の持ち主だ。なお今回の映像には、同作でジャクソンが演じた骨形成不全症の画商イライジャ・プライスの現在の姿も登場している。

『アンブレイカブル』はスリラー映画でありながら、大のコミックファンであるシャマランが自身の解釈で送り出した、いわば“シャマラン流ヒーロー映画”。現在のヒーロー映画隆盛につながるきっかけとなった『X-メン』と同年の2000年に公開されたが、当時は残念ながらヒーロー映画として本作を評価する目線は少なかった。『グラス』をきっかけに、本作にも再評価の波がやってくるだろうか?

なお『グラス』の米国版予告編公開に先がけて、明日にはイライジャ・プライスをフィーチャーした「予告編の予告編」第3弾が到着するものと思われる。このカウントダウン、存分に楽しむことにしよう!

『グラス』にはウィリス&ジャクソン&マカヴォイのほか、『スプリット』で女子高生ケイシー役を演じたアニャ・テイラー=ジョイ、『アンブレイカブル』でウィリス演じる主人公デヴィッド・ダンの息子ジョセフ役を務めたスペンサー・トリート・クラーク、同作でジャクソン演じるイライジャ・プライスの母親役を務めたシャーレイン・ウッダードが再登場する。
新キャストとして精神科医役を演じるのは、ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011-)や「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2016)、映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)のサラ・ポールソンだ。

映画『グラス(邦題未定、原題:Glass)』は2019年1月18日に米国公開予定

Source: Universal Pictures
Eyecatch Image: YouTube 動画サムネイル

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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